昔なつかしいテレクラについて、その特徴と魅力を過去の体験から徹底解説
テレクラってなんだろう?
恐らく最近の20代、30代の子にはそんな名前など知らない方がたくさんいらっしゃると思います。
テレクラとは間違いなく偉大なお店です。
それは最近流行りのツーショットダイヤルからエロチャットに出会い系サイトの足掛かりとなったモノだから。
今回テレクラについて、特徴や魅力などについて、私の体験談も含めながらお話させていただきます。
テレクラとは?
テレクラの繁栄期はおおむね1990年代以降です。
東京であれば新宿、渋谷、池袋といった繁華街を中心に店舗数が激増していきました。
この時代、そう、日本経済が最高に潤ったバブル時代なのです。
羽振りのいいサラリーマンが電車など使わず、夜遅くまで店の女と同伴したり、帰りは電車の終電なども気にせずタクシー拾って自宅まで帰っていた時代となります。
…あと六本木のディスコ、マハラジャも大流行でした。
テレクラとは店舗内にある個室に入り、お店に電話がかかってきた回線を介し、入室している客へ斡旋してくれるサービスです。
当時は街中で配られたティッシュペーパーに書かれた指定の電話番号、或いは一般雑誌に掲載されていた広告を見た女性がテレクラ指定の電話番号にかけてきて、男性と暇つぶしにトークを楽しんだり、テレフォンセックスにも応じる淫乱女子が一杯でした。
テレクラ店舗内
店舗に入ると初めに受付を済ませ料金を支払います。
当時だと時間制やパックコースもありました。
ただ1時間で2,000円や3,000円レベルで用が足りるのでかなり安かったことを今でも覚えています。
また個室に入る前に、店舗内にアダルトビデオがラインナップされており、私の場合必ずアダルトビデオを数本はレンタルした後個室に入ることにしていました。
理由は、日や時間帯によって女性からのコール数に濃淡があり、結構暇で仕方ないケースも多々あったからです。
それから個室内には、テッシュペーパーは必ずあります。
そして必需品の電話(※法人用ビジネスホン)があり、これを使い女性コールの争奪戦が始まる訳です。
テレクラの楽しみ方
テレクラの楽しみ方は、たった一つだけ。
それは着信してきた電話を如何に早く取るだけ。
2コール目に受話器を取り「モシモシ」なんて言っても他の客が既にゲットしていることがほとんどで、ポイントは常に受話器を握りしめ、着信と同時に受話器をとりあげ電話を繋げることなのです。
ただしこんなお店もありました。
当時新宿西武線向かいにあるテレクラで時間を過ごすことが結構ありましたが、頻繁にお邪魔すると受付店員さんとも仲良くなり、あまりにもゲット数が少ないと部屋まで訪れて調子を確認されます。
そして「次は優先で回すから」と言われました。
本当に昭和の良い時代でした。
テレクラで出会ってオフパコ
実はテレクラの醍醐味はテレフォンセックスだけではありません。
経験者だから言えるのが、電話で相性が合えばそのまま外で待ち合わせして、実際ラブホでオフパコもやることができたのです。
当時は携帯やスマホも無く出会い系サイトもなかった時代。
一人寂しく過ごしている女性ならやっぱりテレクラは魅力的だったと思います。
また、必ずテレクラで外で会ってオフパコできることは100%とはいえず、私も何度かスカされたことがあります。
なので、待ち合わせはテレクラ近辺で約束し、スカされたらもう一度店舗に戻り再チャレンジするのが普通でした。
…がっかりした顔で店舗に戻ると、受付のお兄さんから「また次があるよ」と言われたのが今となってはとても懐かしいです。
■テレクラの楽しみ方 まとめ
以上まとめですが、現代におけるツーショットダイヤル、エロチャットに出会い系、マッチングアプリの先駆者と言っても過言ではないテレクラ。
今はほとんど消滅したのが実態ですが、これが無ければ今はもっと寂しい時代だったかもしれません。
また日本も躍動的で、皆が大金持って遊びまくった時代。
もうこういう楽しい時代は次は無いかもしれません。